恋色電車
第4章

一か月




ーカランコロン




「いらっしゃいませ~!」





無理やり笑顔を作り、お客さんには笑顔を絶やさない。





あと2週間でクリスマス。





もうそんな時期も近くなっていた。





神谷さんに会えないまま、もう1か月が経とうとしていた。





「ありがとうございました~」




笑顔でお客さんを見送った後、





毎回のように、「はぁ~」とため息。




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