恋色電車





仲良さそうに2人は話してて、






自分たちだけの世界に入ってて。





あなたの隣にいる人は、女の私が見てもきれいだった。





肌が白くて、今にもこぼれ落ちそうな瞳。



細くて長い手足。












2週間前、たった2回目が合っただけで







舞い上がってた自分。






それを思い出すと、切なくなって・・・





その日の電車は必死に涙をこらえるだけだった。
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