恋色電車



神谷さんに最後に会ったのは1か月位前のこと。





ただそれだけなのに、気持ちが沈む。





きっとそれは、




週1回のあの日が私のとって大切か表していると思う。




「ん~・・・なんでだろうね」





ポツリと店長が言葉を落とす。




「店長も分かりませんか?」






「こればっかりは・・・ね。」





分からなくて当たり前だよね。





だって、店長は神谷さんじゃないもの。
< 185 / 291 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop