恋色電車

夢と現実と飴と




部屋を飛び出してからはほとんど記憶がない。





お店に戻った時、





私がボロボロ泣いてて廉さんと店長が慌ててた。





それからは何をどう過ごしてたか分かんない。




抜け殻みたいになってたかもしれない。




・・・・・みんなに迷惑かけちゃったなぁ。





今日は電車に乗れないでしょって店長が家まで送ってくれた。






「ほんと何してんだろ。私」





家に帰ってきて、





私の口から出るのは、ため息と後悔だけ。
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