恋色電車



ぎゅうぎゅう。





今にもそんな擬音がつきそうな電車。




最近の疲れから、




そんな電車の中で眠気が襲ってきた。




寝ちゃまずいだろ・・・・。





そう自分に言い聞かせるも、





頭はカクカクと上下に動き、




何度も何度も意識がとんだ。






それに負けないと必死に目をこじ開ける。




顔を隠すために下を見てるのが今は難だ。





それでも上げることの出来ない悔しさが少し胸にたまった。
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