恋色電車

飴と君と




その日は、彼女が言ったごとく




何事もなく終わった。




ひやひやした一日を過ごさなくて済んだ。




あの子に感謝感謝だろう・・・。









それ以来、しばらくはずっと車での移動。




またバレるかもしれない電車に乗ろうなんて思わない。




・・・・・・だけど





心の片隅で、





あの彼女に会いたいとどこかで思う自分がいる。
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