恋色電車




今年買ったばかりのブーツのヒール音を響かせながら





電車に乗り込む。





周りを見渡せば






ほら、あなたがいる。





すこし離れた場所から、見つめるだけ。






深く被った帽子で顔が見えない。






どんな顔してるのかな?って気になったり






どんな人なんだろう?って不思議になったり






いつも、私の頭の中はあなたで一杯。
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