犬系な彼の飼い主はじめました!?
「ごめんなさい」
「昨日、何があったの?」
「別になんにも…」
「なんにもって顔してないじゃん」
仲良さそうに笑ってる二人に釘付けだった。
「憂樹!」
「は、はい」
「君は早馬が好きなのか!」
目を見開いた。
「そんなわけないし」
未胡の方に視線を戻す。
「…なら、いいけど」
未胡は首を傾げた。
「大丈夫?」
「え?」
「早馬、嫌い?」
嫌いじゃないんだけど…
「合わないじゃんか」
未胡は更に訳がわからないという顔をした。
「合う?」
「…話すべきじゃないかなって」