犬系な彼の飼い主はじめました!?



俺は驚いた。


もちろん、奈田がそこにいたこと。


でも何より


奈田自身がそのことに驚いてること。




自分で開けたのに…大丈夫ですかね、あの人。




でも、なんだろ。



想像以上に奈田といる時間は楽しい。



楽しいだけじゃない、面白くて──なぜかワクワクが止まらない。




だからこそ奈田を傷つけたくない。



こんなにも純粋な彼女を。






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