きみと繰り返す、あの夏の世界


私は急ぎ腕を胸の前でクロスさせる。


「すみませんっ。お見苦しいものをっ」


ワイシャツが透けているのは先輩だけじゃなかった。

私も同じだったー!


恥ずかしさで顔から火が出そう。



さっき頭の中で重なった光景とこの状況。


もう何が何だか



パニックです。













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