愛の向き
タイトル未編集
「亜依~」

そう言ってバタバタっと走ってきたのは、親友の彩。


なんか、ものありげな顔してる。

「あのねっ、はるくんがまた彼女と別れたって!」

はるくんというのは、学年一のイケメン。
だけど、女ったらしなことでも有名。
同じ女と、1ヶ月続いたことは今のところない。

そして―




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