苺恋
そんな時

「おぃババア早くあるいてくんね」

えっ私?なわけないよね。

あたりを見渡すとあっあのおばあちゃん、にギャルの女の子が言ってる、

「だいたいババアが来るとこじゃないだろ、場所間違えてますよ。」

ギャルの女の子たちは笑ってる。

誰も何も言わない、陸たちもあぜんとして見てるだけ、どうして?

ついにおばあちゃんを押して、おばあちゃん倒れちゃった。

私は我慢できなかった。

「そこのギャルの人、」

うわっすごく睨まれてる。

うぅでも負けない。

「おばあちゃん倒れたよ、別にいいじゃん、来たって何が悪いの?
だいたいそんな言うんだったら、あなただちが出て行ったら?」

「苺の言うとおり、あなただちが出て行けば」

「特別可愛いわけでもないのに、偉そうにしてんじゃねーよ」

ギャルの一人が私に殴りかかろうとしたその時、

「えっ。」

「お前らの方が全然可愛くねーから、さっさと出て行け。」

陸。。。

「なっ、、」

ギャルの子達は怒って出て行った。

会場がしーんとなって

陸が「ありがとう」っていって頭をなでた。

「さっ握手会始めましょうか」

涼の一言でまた握手会がはじまった。

「ありがとうございまして」

おばあちゃんが私にお礼をいった。

「あっいえ、大丈夫ですか?」

「はい大丈夫です、」

おばあちゃんはそう言うと握手会に並びに行った。

「苺かっこよかったよ!すごい!
よく頑張ったね!」

「真菜ー。よかった、殴られないで。」

「陸に頭なでられてたじゃん」

「嬉しすぎて死ぬかとおもった。」

今でもほっぺたが火照っている。
< 10 / 40 >

この作品をシェア

pagetop