苺恋
「苺]

えっ、この声は陸?私の錯覚?

「苺、]

私は顔をあげた。り、く?

「やっと見つけた。]

「ここじゃまずいからちょっと来て]

なに?どういうこと?りく?

私は陸に引っ張られながらマンションに入った。

「入って、]

「おおおじゃまします。]

キョロキョロ

「ここって、陸の部屋?]

「おれいがいに誰がいるの?]

陸は笑いながらいった。

「だだよね。ははっ]

ううー

なぜに無言??

ききまずい。

私このままふられるんだよね?

でも、後悔はしたくない、たとえ結果が分かってても最後に好きって気持ちだけは伝えよう。

よし、

「「あのさ]]

えっ?ハモった??

「あああああ、陸からいって]

「いやいや苺からどうぞ]

えっ?んーでもどおせ振られるなら私からいって陸を困らせないのが一番だよね。
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