不良で政略結婚
♪彩音side♪

あれ、電話?誰だろ?




「はい...」














『彩音ちゃん...?だよね』

『はいそうですけどあっ九条さんですか?』

『そうだよ...彩音ちゃん』

『はい...』

『雛ちゃん知らないかい?』

『知りませんけど...ひなっ帰ってきてないんですかっ?』

『そうなんだ』

『あっ確かもう少し学校に居たいって言ってました』

『じゃあ学校に...』

『でも、それは、ないかと』

『どうして?』

『いくら雛でもこんな遅い時間までいたら見つかっちゃうから...あっ!』

『どうしたんだい...?』

『そういえば雛最近ある族とけんかしてましたっ』

『族の名前は、?』

『たしか...朱蘭...だったと』

『どうして雛ちゃんが狙われるんだい?』

『知らないんですかっ?雛は、一匹狼の紅桜姫って言われてるんですよ
  まあ最近は、あんまなかったけどなぜかわからないけど...』

『ありがとう彩音ちゃんそれだけ聞ければ十分だよ』

『あっはいっ...あのっ雛をよろしくお願いしますっ』

『任せて...』
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