君だけを見つめて君だけを…
だって二人はいい感じなのに私は

中森さんの事告げ口しようとしてた…

『なんだよ…てかずっと気になってってたんだよ!!中森になんかされたのか!?』

私は

『う、うんん、な、なんもナ、ナイ』

明らかに何かおかしかったよね…

『前から気になってたんだよ…ほら、前に、中森が俺に話しかけてきたとき、お前何か怯えた顔して挨拶してただろ!?』

『えっ?そんなことないよ…』

『いや、俺が何年めいを見てると思ってんだよ…お前があんまり上下関係きにするタイプじゃないことぐらい わかってんだよ…なのに中森には何か怯えたような感じがする』


『何でもないから』

『てかめい、さっきの奴と付き合ってんの!?』

私はビックリして桃李を見て

『へっ?そうじゃないよ…』
って笑うと

『抱き合ってた…』


『あぁ、あれ?何だったんだろう…わかんない…なんで、あぁなったんだろうね…告白を断ったの…だけど辛い顔してたみたいで…たぶん慰めてくれたんじゃないかな…』

って言うと

桃李が自分の自転車をおき

私に近づき

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