君だけを見つめて君だけを…
『めいの隠してること全部わかったから…中森に全部聞いた…ちなみに…俺たちが別れるきっかけになったあの女も中森の指示だった…俺はまんまとひかかったんだバカだよな』
って笑うと…

『ばれちゃったんだ…

桃李には、中森さんたちにされたこと知られたくなかった…
情けないじゃない…
カッコ悪いもん』
って今にも泣き出しそうな声でいった…

『カッコ悪くない、お前はなんで何時もそうなんだよ…大切なことは何時も言わないから伝わらないだろ…』

『俺たち大丈夫だから!!やり直そう!!0からのスタートにすればいい

なっ!!』
って笑うと…

めいは少し照れたようにハニカミ
『桃李ありがとう。でも、無理はしないでよ…』

って

『俺たち遠回りしたけど絶対幸せになれるから二人で頑張ろうぜ』


って笑顔で言うと

『だけど…0からだから友達からでもいいかなぁ…私ちゃんとやり直したいから…』

って言うめいに

『めいは本当に頑固だな…わかったよ!!じゃぁ友達としてよろしくな』
って微笑んだ…

そして昔のように
二人で帰った帰り道


見上げた空は


秋晴れで、雲ひとつなくて蒼くてきれいだった…

心からホットで来たひだった…


だけどこれからが俺にとってのスタートなんだって!!

頑張らねーと♪またいつか

めいの未来に俺がいられるように♪


俺の未来にはもうすでに、めいがいるように…


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