君だけを見つめて君だけを…

赤瓦の立派な日本家屋

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ～
玄関を開けて

『こんにちはー』


奥から桃李の足音と、ばあちゃんの懐かしい声がした

『はぁい♪めいちゃん!!御上がりなさい』
言い終わる前に桃李が玄関に来た…


私はにっこりばあちゃんが言い終わるのを待って

『ばぁちゃん!!久しぶり！お邪魔します』
って少し耳の遠くなってるばぁちゃんに大きな声で行ってなかにはった!!


やっとばぁちゃんが姿を見せたのは、私が靴を揃えて玄関に上がったときだった


『いやぁ～まぁー
またきれいになってから～
今日はゆっくりしていきんしゃいや～』
腰を伸ばして少し後ろに沿ったような格好でたつばぁちゃん…懐かしくおった…

『ありがとう、ばぁちゃん♪
ばぁちゃんも元気そうで安心したよ♪じゃぁ、遠慮なく♪ゆっくりしてくねー♪』
って笑いかけた

ばぁちゃんもにっこり笑って
うんうんって頷いていた♪