君だけを見つめて君だけを…
話はまとまらないまま…

私たちは別れた…

それからは

卓也を待つことなく家に帰って

会わないようにしていた…

でも、一週間後


電話がなった…
たっくん…


何で?

<もしもし…>

≪あっ、俺!卓也だけど…
今話いい?≫

<うん>


≪俺やっぱメイが好き
俺とやり直そう?≫

<ごめん…たっくんを嫌いなんじやないの…ただもうそういう関係にはなれない…ごめんね…>

≪そっか…俺こそごめんな!!めいちゃん幸せになれよ♪≫


<ありがとう、たっくんも幸せになってね>


嫌いな訳じゃない…

ただ恋愛対象じゃない…

不思議だった…

大好きから普通になると…

こんなにも心が楽になって

体が楽になった…


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