君だけを見つめて君だけを…
卓也side


めいに別れを告げられるなんて思ってもいなかった…



考えてみれば

彼女に対して

あり得ない仕打ちをしていた…


でも、今が楽しかったらそれでいいって

遊んで帰ったときに駅でメイを見ると…

ほっとして

嬉しくて

メイを遊びに連れていかないのは…

誰にもメイを見せたくなかったから…

めいは、俺だけのにしたかった…

皆彼女連れてきてたりしてたけど…

俺はそれを1度もしなかった…

アイツはオレの特別だから…


そんなわがままに一年くらい付き合わせた…


だけど納得いかなくて

一週間後電話したけど

撃沈…

当たり前だろ…

失って初めてオレの中のメイの存在の大きさに気がついた…

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