君だけを見つめて君だけを…
それから数日後たまたま駅であった拓也に、めいがコンビニでバイトしてるって聞いてきたからいてもたってもいられなくて…そのコンビニに向かった…


あったら、情けないけど今の気持ち全部言おって…




コンビニの前にきて…中を見ると花火のときのあの男とめいがレジにいた…


俺は意を結しって
なかにはいった…

ピろんぴろん~

『いらっしゃいませ~こんにちは!!』
って二人で言ってきた…

めいは目を一度見開いて

そのあと目を泳がせて…あたふたしていた…
俺はめいのとこに迷わずいった…
『めいごめん!!バイト中に…
俺の話を聞いてほしくて…拓也に、めいがここにいるって聞いて…来てしまった…』

っていうと

『桃李…私には話すことはないの…やっと整理つけられると思ってたのに…』
ってみるみる涙が目にたまって…


『いや!!俺バイト終わるまで待ってから、これっきりでいんだ…聞いてくれ!!』

頭を下げた俺に

『わかった…頭あげてよ…今日はあと30分で終わるから待ってて…』



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