君だけを見つめて君だけを…

めいは
『そうだよね…都合のいい女だよね
体だけ…ってさ…
わたしそれでもいいのかなぁ…
もうわかんないんだ…
2年付き合ってね、
半年は何も進展なしだったの…
半年後に初めてキスして初めて1つになって
その半年後にはそれだけになってた…
私はただ卓也と話したいだけ、少しでも一緒にてを繋いで歩きたいだけなの…でも、
言えない…
今さら…
私も好きなのかわからないの…
笑っていいよ』
って目を細めて無理に笑って言った

『笑わない…笑えねーよ!!
オレならお前を泣かさねーのに!!』

その言葉はめいにスルーされた

『とおりとは小学校のときから仲良しだもんね♪
とおり覚えてる!?
私はとおりが好きだった…
だから何時もとおりの近くにいたんよ…
でもね、
卓也に出会った…
卓也は優しかったんだよ…
とおりは何時も私のことバカにしてからかってたよね(笑)』


正直メイの話を聞いて、
バカだったな俺はって思った

好きだからからかった…

照れくさくて…

そんなの男なら誰だってあるだろ



好きなこには意地悪するって…


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