君だけを見つめて君だけを…
走りながら色々考えた…

先生は確かにかっこいい…だけど完全に恋愛対象外…

だって先生は先生だから…


れそんなふうにみた見たことなかった…


まだドキドキ収まらない…

教室に入り自分の席に行き鞄を手にした…

そしたら後ろの入口から…

『めいこ?』
って夏也の声がした

振り返って
『あっ、な、なつ や…
部活中じゃないの!?』

彼は笑顔で
『今休憩!!てかめいこ?何かあったか!?』
って私に近づき顔をのぞきこんで


私なにも、言わず
ただ頭を左右ふった
そして

『ちょうど今終ったとこ!鞄を取りに来て』
っての言って私はにっこり笑って
『じゃぁ私帰るね♪』
明るく振る舞った…


夏也は
『そっ!!じゃぁ気を付けて帰れよ!!』
って私を残して部活に行った


教室から見えるグランドに
しばらくして夏也の姿が見えた…

何だかほっとする姿が…

私には眩しすぎる姿を…

ボーと見つめて

ふざけてるのに礼儀正しく

ちゃんと節度があるのは、スポーツマンシップってやつなのかな!?

好きだけど…

それはきっと友達として

ねが真面目で信頼できるから…

筋が一本通りぶれないまっすぐな人だから…


本当の私をしったらきっと好きなんていってもらえない…

ってやっぱり私…夏也が好きなのかな…

好きなんて…

私には釣り合わない人なのに…




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