君だけを見つめて君だけを…
そこにバレー部がやって来た…

『めい!!こんな時間にいるなんて珍しいじゃん♪』
って声をかけてきたのは…

東野 愛

愛ちゃんはショートカットでかっこいいタイプの私の中学時代からの友達…

私がたっくんと付き合いだしてから、少し距離をおいたけど

桃李と付き合っていた頃には普通に部活ない日は一緒に帰ったり…

休みの日は遊んだり

いろんな相談に乗ってくれたり乗ったりしてるいい親友


『今日は罰だったの授業で居眠りばれちゃって…』

『ハハハめいは、本当におドジだね♪
まぁ、いいや♪一緒に帰ろ♪めいと部活の日に帰れるなんてラッキー♪』

『うん♪私もあいと帰れるのラッキー♪』
って笑った…

その先に夏也…


やっぱり爽やかスポーツマンの彼は眩しすぎる…

私に気がついた夏也が
軽く手をあげて
『めいこーお疲れ!!結局今かよ(笑)』
なんてからかってきた

そりゃそうだよね…
あのときすぐに帰っていれば
5時便に間に合ったもんね…

『ゆっくりしてたらついねー(笑)』
って笑って返して

あいと話ながら電車をまった





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