紅い龍〜俺に一生ついてこい〜
紅が教室を出た後も教室内は静まり返っていた。
誰も何も聞けない空気。
和「みんなごめんな〜。続き再開してて〜。また戻ってくるわ。」
そう言って悲しく笑いながらドアまで静かに歩く和也をみんなが目で追いながら見た。
拓「和也さん、如月さん…どうしたんですか…。」
みんなが聞きたかったことを拓海がボソッと和也に聞いた。
和「お前らには関係ねぇよ。」
そう言って和也は教室を後にした。