紅い龍〜俺に一生ついてこい〜
自分の不甲斐なさ
理事長への道のりは走っているのに長く感じた。
ノックもせずに中に入る。
『あっくん…』
篤「新幹線もう、とってあるから…」
『……いい。バイクでいく。』
篤「…そう言うと思った。もう学校の前に用意してる。服はそこにあるの着ていけ。」
やっぱりあっくんはわかってるなぁ。
『……さんきゅ』
あっくんはふっと笑って隣の部屋に行った。