紅い龍〜俺に一生ついてこい〜
動いても邪魔にならないように胸をキツくサラシで締め付ける。
黒のパーカーを着て椅子に座ると舞さんが髪を結ってくれる。
俺はただ目を閉じて精神を統一する
舞 那「「はい、できた!」」
目をゆっくりあけてパーカーのフードを被る。
那月さんが用意してくれた特攻服に腕を通す。
玄関に向かって靴を履く。
門を出てバイクに跨ると愁くんや舞さん、那月さんたちに向かって
『いってきます』
そう呟いてバイクをふかした。