紅い龍〜俺に一生ついてこい〜









大部屋には戻らず、自分の病室へ帰る。










枕元の灯だけつけて窓をあける。








白い息を吐き夜空を見上げる








足音が聞こえて下を見ると紅がバイクのもとへ向かってた。










バイクに乗る前に俺の病室の方を振り向いた紅に







静かに「ありがとう」と呟いた














< 198 / 217 >

この作品をシェア

pagetop