紅い龍〜俺に一生ついてこい〜





扉の前まで来ると扉の向こうから話す声が聞こえる




「今日集まってもらったのはご察しの通り、俺たちがNo.1に君臨するためだ!No.1になるためには紅龍が邪魔だった。だから色んな手を使って潰しに行ったが、あいつら外に情報を漏らしてない!!その上、総長を潰せてない…」


その言葉を聞いていた奴らは口々に言った

総長潰せてないのか?
上は何をしているんだ




「静まれ!紅龍の総長は顔も名前も何もわからない。もしかしたらもう潰しているのかもしれない。しかし、まだわからない。そこで紅龍の総長探しよりも先に蒼龍を潰そうと思う。どちらにせよ蒼龍は後々潰す予定だった。それに紅騎も居るという情報を掴んでいる。一気にNo.1に上り詰めてやろうではないか!!!!」



たぶんさっきから話してるやつは蛇神の総長だろう



雅たちの次は蒼たちか…


これ以上、けが人は出せない


蒼龍だっていい奴らばっかだ
紅龍に負けないくらい…



俺は指を鳴らす




さぁ、闘いの始まりや








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