紅い龍〜俺に一生ついてこい〜
敵との出会い
〜〜♪〜〜♪〜〜♪ピタッ
〜〜♪〜〜♪〜〜♪
『うるっっさい!何時やおもてんねん!』
しつこく鳴るケータイにイライラしながら電話にでた。
雅「おはよーさん、紅。」
電話の能天気な声の主は…雅弥。
『ちっ…。』
雅「紅ちゃぁん、舌打ちはないやろ舌打ちは。」
『なにがやねん。お前今何時かわかってんのか⁈』
雅「今?今は6時やで?朝の。」
『早いわぁっ‼︎7時50分に起きりゃぁ間に合うわ‼︎‼︎』
雅「まぁ、そう怒んなって〜。みんな、お前居らんくて寂しいんや。」
『うるせぇ!あたしはもっかい寝る!』
雅「そんな寂しいこと言うなや〜。」
『あ、蓮居るん?』
雅「ん?居てるで!蓮ーっ、紅が呼んでる!」
蓮「もしもし?蓮やけど。」
『あ、蓮?雅弥しばいといて。あたしはもう寝るから。』
蓮「ふはっ、了解です。」
『ごめんなー。』
プツッ
よっしゃー、これでゆっくり眠れるわー。
あたしはまた夢の世界へ落ちていった