隣の席のヤンキーくんは…
何時間か遠藤に説教され
反省文を10枚以上書かされた

終わった頃には放課後だった

祐「西条、大丈夫か?」

響「いつもの事だ、大丈夫だ」

こいつは、早瀬祐介
俺の唯一の友達で俺の一番の理解者だ
けど、見た目も人気も俺と正反対

祐「まったく、西条は
はっきり事情を行ったほうがいいぜ」

響「別にいい、
どうせ信じてもらえねぇんだから」

早瀬みたいな奴が一番信頼されるんだよな
だから、俺は早瀬と友達になったわけだし

祐「けどよ…」

響「大丈夫だ。 そうだ、早瀬
そろそろ部活が始まるんじゃないのか?」

祐「あ、ヤベッ じゃあな西条」

響「じゃあな」

本当に早瀬は良いやつだな

走り去っていく早瀬を俺は見送った後、
外を見ると土砂降りの雨が降っていた
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