隣の席のヤンキーくんは…

土砂降りの雨

◆放課後◆


愛「えっ!? 雨降ってる!?」

外は土砂降りの雨
そう言えば…天気予報で言ったな

愛「どーしよう、傘ないよー」

?「おいっ」

愛「ふえっ!?」

後ろを振り向いた瞬間
私は驚いた

なぜなら、あの響君がいるからです

愛「ご、ごめんなさ…」

響「敬語を使うなって言っただろ
それに、なぜ謝るんだ?」

愛「えっと…その…」

響「まぁ、いいこれやるよ」

愛「えっ?」

渡されたのは黒い傘

響「じゃあな」

愛「ひ、響君!」

響君は走って
土砂降りの雨の中に消えていった

私の手には響君の傘があった

愛「ど、どうしよう…」

とりあえず、明日返そう…
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