隣の席のヤンキーくんは…
先「スマンがもう一度
自己紹介をしてくれないか」

愛「えっ、あっ、はい、村井愛奈です
よろしくお願いします」

愛奈って言うのか

先「じゃあ、村井の席は西条の隣な」

えっ、俺の隣かよ

って、別に何もねぇのに
さっきから何を考えてるんだ! 俺は!

心の中で自分と会話をしていると
いつの間にか隣の席にいた

愛「よ、よろしくお願いします西条さん」

こいつ、かわいいな

響「よ、よろしく…」

愛「は、はい」

なんか、敬語で接せられると困る…

響「敬語じゃなくていい」

愛「えっ?」

響「敬語じゃなくていいって言ってるだろ」

愛「で、でも…」

めんどくせーな

響「じゃあ、俺はお前のこと愛奈って
呼ぶからお前は俺のこと響って呼べよ」

愛「えっ、でも…でも…」

響「なんか、文句あるのか?」

愛「な、ないです」

また、敬語か

響「まいいや」

先「それじゃ、HR終わりなー」
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