華の輝き
「ひとつ聞きたいことがあるんだけど」

「ナァニィー?フランちゃん?」
「あなたたちの目的は何?」

「その質問には答えがない。」
「どういうこと?」

「俺たちがここに来た理由はわからないんだ。見ての通り家ごと来たわけだし。」
なるほど・・

「あなたたちは大ばか者なのはわかったわ。」
「「「「「「!」」」」」」

「おぃ!俺はバカではないぞ!」
「俺もだ!」
「バカなのは・・あいつ一人だよ!」

「ひ・・ひどーい!紅と鸞!」

「はぁぁ。そこがバカなんだよ!頭の良いやつはな・・人を巻き込まないんだよ!」

「・・・へぇー・・」

「・・・」

つまりこいつらは未来から来たことは本当のことだろうな。でもこの国の者に違いない。なぜなら・・この国の言葉を話せるからだ。

では、なぜ来たのか。どうやって帰ってきたのか。不思議だが。
なぜ未来などに行かなくてはいけなかったのか。
一番の問題はなぜ
体にこの国のシンボルがそれぞれ刻まれているのか。
なぞだ。

「コホンっ。その印みたいなのはどうした?」

「・・なんだこれ・・。」

「おそらくここに来た時にできたものだろう。」

「なるほど。これで一つ分かったな。お前らはたまたまこの地に来たのではなく、宿命であった、ということだ。」

「なんでぇー?」
「その印はこの国の印だ。タツゥという。」
「・・・ぶっ!!!
たつぅ~!はははははは・・」
「なにがおかしい。」
「僕らの国ではタトゥーというんです。笑っている理由はどうせいやらしいことでもかんがえたのでしょう。」

「変態の集まりだったのか・・」
「僕は違うよ~?そんな下品極まりないガキみたいなことはしない。」

「ぼくも・・」
「こいつら二人だけだ・・。」

「そ、そうか・・(別にどーでもいい)」

「私はいつ帰れるんだ?」
「俺らの料理と洗濯したら。あと明日も来てね!」

「だるい・・」
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