淋しいお月様
「ん~、でも一方通行だけどね」
「片思い?」
「ん~、なんていうか、まあ、ね」
「ユアさんでも片思いなんてするんだ」
「私の場合はピュアラブなのさ~」
飄々と云うユアさん。
チン、と音が鳴ってエレベーターが開いた。
「詳しくは、後でね」
頬を高揚させて、彼女はうふふと笑う。
何だろう、気になる。
かわいくて大人なユアさんが片思いだって。
相手はどんなひとなのかしら。
やっぱりひとの恋バナって、気になるもんなのね。
葵ちゃんやクマさんの気持ちが解ったわ――。
「片思い?」
「ん~、なんていうか、まあ、ね」
「ユアさんでも片思いなんてするんだ」
「私の場合はピュアラブなのさ~」
飄々と云うユアさん。
チン、と音が鳴ってエレベーターが開いた。
「詳しくは、後でね」
頬を高揚させて、彼女はうふふと笑う。
何だろう、気になる。
かわいくて大人なユアさんが片思いだって。
相手はどんなひとなのかしら。
やっぱりひとの恋バナって、気になるもんなのね。
葵ちゃんやクマさんの気持ちが解ったわ――。