お姉ちゃんの憂鬱

その後、二人に言われたのは「いまだに何もさせてないとか、マジ鬼畜飼い主(笑)」みたいなことだった。


そして、「いい加減我慢の限界らしいよペット。だから、強引に押し切れって言っておいたから」と言われてしまった。




別にあたしだって、そう言ったことに興味がないわけじゃない。


けど、今まで姉弟同然で育ってきた誠とそういうことをするイメージが持てなかっただけだ。

嫌だから避けてたわけではなく、意識してなかったと言えばいいだろうか。




なら意識すればいいだけの話じゃんと軽く言うまどか。

まあ、実際問題そうなんだけどさ。



ということで、今日は誰もいないらしい誠の家で無防備にもベットに転がってみた。


結構最初は緊張して転がっていた。

緊張を紛らわすために漫画を読んでみた。

そして冒頭に戻る。



なんだかんだで3冊読破してしまったのは、漫画が面白いのがわるい。





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