Love their
里子の話を聞いてから、サトルに対しては、




怒りや悲しみは消えていた。




ただいつもの、情愛が残っただけだった。




安心したんだ。




私への愛を感じて。





でも、それだけだった。






情が愛に変わらなかった。






やっぱり、私は彼への愛を欲していたんだ。
< 234 / 274 >

この作品をシェア

pagetop