Love their
『一番大事な人』



彼の一言がレイの心をくすぐる。




本当に、そう信じていいの?




もう、違うって言っても、



今度は離れないよ!!





「さぁ、僕たちも行こう」

彼に促されてレストランに続く通路を歩く。




繋いだ手の温もりが、



貴方の気持ちだとしたら。




一人凍えて寂しく感じることはないだろう。




その温もりの中で生きることを許されるなら、



これ以上何も望まないよ。




貴方が好き。







貴方を愛してる。






「愛してるの…」



呟いたレイの手をもう一度強く握り返してくれたのは。




貴方の答えだって思っていいんだよね。




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