Love their
「お前の親父さんさぁ…」


ふとサトルが呟いた。



「ん?パパ?」



「あぁ、残念だったな…」



「うん…でもいいの」




パパが亡くなっていたことは戸籍を調べて知ったことにしていた。




もちろん、それだけを伝えて。



「天国で見守ってくれてるんだし、それにいつかまた会えるじゃん?」



レイは笑顔をサトルに向けた。



「やめろよ〜会うのはまだまだ先だろ〜」



サトルが目をしかめて言った。



当たり前だよ。



私はまだまだ生きるよ。







いつか、もう一度。








貴方に逢う為に。




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