私の好きな人
ほんっとーに女子って苦手。
                 



だって、女子って陰でこそこそ悪口言うしそーゆーとこ嫌なんだよね。その人の悪口言ってても、その人が来たらピタッって止むし? マジありえない。






だから俺は……あの子しか好きにならないんだと思う。さばさばしてて、リーダーシップがあるあの子。成績優秀、運動神経抜群のあの子はすっごくモテるから、俺には手が届かないかもしれない。片想いでもいいんだ。







あの子……葵が幸せだったら。





葵は昔っから成績優秀でリーダーシップがあって運動神経がいい。だからって言うわけじゃないだろうけどすっごくモテてた。俺だって好きだけど、あんなところ見ちゃ告白なんてできるわけがないじゃないか。






――あの日――


葵「はぁ……」




そんな風にため息をつく声が聞こえてそれからすぐに誰にものかわかった。俺の好きな子、葵だ。葵はいつも明るくてため息なんて全然聞いたことないから驚いた。あの、葵がため息をつくなんてどうしたんだろう。って思ってしまった。
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