誰もしらない世界
藤田の席に歩は座る。

歩は空元気で藤田と会話をする。
歩(やっほー。来てくれてありがとうございます。嬉しいよ…)

藤田(大丈夫?)

藤田が歩を心配する。
歩(あはは。大丈夫だよ。)

大丈夫じゃないときほど、その言葉は口癖になっていた。
藤田(傷心中か…わからなくないよ。)

歩(あはは、それより藤田さんは妻子もちなんじゃないの?いいの?こんなところばかりきて…)
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