誰もしらない世界
歩(私は…杉浦さんのなんなの?)

歩は杉浦にずっと聴きたかった言葉を問いかけたが、杉浦ははぐらかえす。

杉浦(なんだろな。とにかくお前は俺のゆうことだけ聞いておけ。)

歩は布団から起き上がり、杉浦の方へ向きながら言う。

歩(そんなのただの人形じゃない。知ってるのよ、手料理捨ててたこととか。)

感情的になり歩は言う。

その瞬間、杉浦は目の色を変えた。

杉浦(いつからそんな口が叩けるようになったんだ?)
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