誰もしらない世界
その翌日、昨日のことなんて何もなかったかのように歩は米村とアパレルの話をすすめていた。

米村のケータイが鳴る。

米村(ちょっと失礼。)

そう言って、歩と話をしているカフェの席をたつ。

米村は誰かと電話をしていた。

米村(もうすぐ、例のブランドができあがる。それと同時に杉浦という男の身元を調べてくれ。)
そう米村は誰か裏の人間と話をしていた。
< 172 / 304 >

この作品をシェア

pagetop