誰もしらない世界
米村はカフェの帰り道に歩に電話をかける。

米村(もしもし、ちょっと話たいことがあるから、僕のオフィスまでこれないかな。)

歩(はい、わかりました。)

そう電話を、一本かけ米村は自社のオフィスへと向かった。なんの危険も伴わない普通の道だった。

その米村の後ろを見知らぬ男がついて回っているなど彼は知る由はなかった。

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