誰もしらない世界

ドアの前にはもう一枚ドアがあった。

れいかがドアを開けようとすると外から引っ張られたようにドアは勢いよく開いてれいかはその場に転ける。

れいか「痛い。」
冷や汗をかきながら、ハァハァと息切れしながら服の汚れを手で払う。
れいかは外からドアが開いたことに一向に気がつかないでいた。

杉浦は外から鉄のドアを開けたときに思いきりドアを開け、開けたドアの後ろにピストルを持って身を隠す。

れいかは全く杉浦の様子に気がついている様子はなく、焦ってエレベーターのボタンを押すとエレベーターが上へと上がってきた。

れいかは焦ってエレベーターのスイッチを何度も押す。

れいか「早く、早く来てよエレベーター！」