誰もしらない世界
歩「わかりました…。それは、どこにあるのですか。」

杉浦「わからない。ただ奴の手元にまだ残っているのは確かだ。何としてでも取り返してこい。」

歩「…わかりました。あ、」

杉浦「なんだ?」

杉浦は静かに聞き返す。

歩「今までずっと心配をしていたのに、どうして一言も連絡をくれなかったんですか…私はそんなに無力で杉浦さんの何の役にもたてないんですか…」

杉浦は答えた。

杉浦「全てはお前をまもるためだ。」
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