誰もしらない世界
歩はなに食わぬ顔でVIPルームへと向かう。
するとすれ違いざまに、れいかが横を通過する。

ドン…

歩(いたっ!)

歩の肩にれいかがぶつかってきた。
そして、すれ違い様に歩を、睨み付けそのままれいかは通りすぎる。

歩は思わず振り返って、れいかを見たがれいかは何もなかったかのように通りすぎる。そして、歩もそのまま、まっすぐにVIPルームへ向かった。
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