誰もしらない世界
…どうしよう。あの男に逆らったら、殺られてしまう…。ここを出ていこうにも居場所がない。どうしよう…
歩は沈黙したまま頭を悩ませる。しかし、しばらくの間合わせておくしか方法はなかった。オカメにメールを送る。


歩[何とかするから…待ってて。]

そうメールを打ち、その晩歩は眠れぬ夜を過ごす。
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