誰もしらない世界
杉浦から返事が届く。

杉浦[心配するな。お前のことは絶対にばれない。]

歩はほっとした。
しかし、このあとの火事を残酷にも見なければならないことだけが歩の胸をしめつける。

ファミレスを出て空を見てオカメがいう。

オカメ(え?なんかうちの自宅のほうじゃない?)

歩(ほんとだ!)

オカメ(まさか、うちじゃないよね?ちょっと急ごうよ。)

歩(うん)

そう言い、歩とオカメは走って自宅前までいくと、そこは火の海になっていた。
< 67 / 304 >

この作品をシェア

pagetop