誰もしらない世界
歩を担当をしているスタイリストもその話題について触れ始める。

スタイリスト(あれ、あの事件の辺りに歩さんもすんでませんでしたっけ?)

歩は一瞬ドキッとしたが平然を装いうそをつく。

歩(あ、私お店に入店してから一ヶ月目に店の近くのマンションにひっこしたのよ。)
歩は腕時計を見つめる。

歩(あ、急がなくちゃ。お店始まっちゃうわ。ちょっと急ぎ目でおねがい。)

そうスタイリストを急かし、そそくさと歩はヘアサロンを後にする。
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