【完】それでも、あたしは君が好き。




確かにそうなんだろうけど……



「…お姉ちゃん?時間平気なの?」


「え!?うわ!やばい!
浴衣浴衣!!」



あたしは時計を見て焦りを覚えた。


そして、クローゼットの奥底から
浴衣を取り出して、着付けた。


「…よし!出来た」


準備ができた時点で
遅刻する事が決まってしまったから、
三汐くんに連絡をした。


すると、


〔いいよ!気をつけて〕


と返信が来た。



< 116 / 308 >

この作品をシェア

pagetop